佐々木漬物の思い
本当の「ぬか漬け」の味を知ってほしい。
その思いが佐々木漬物の原点です。
長崎で10年にわたり独学で身につけた農業。
その頃、普通に作って食べていたのが「ぬか漬け」。もちろん当時は販売用ではなく、自分たちが食べる分だけ作っていました。
当時、自然の素材だけで発酵した「ぬか床」につけた漬物は、1年経っても腐らないことを不思議に思っていました。
そして九州 長崎から関東へ上京。
しかし、
そこで食べた「ぬか漬け」はとても自分が知っている「ぬか漬け」の味ではありませんでした。
その時食べた「ぬか漬け」の製法を調べてみると、それは自分が昔から知っていた「ぬか漬け」づくりの製法とは全く異なっていました。
塩漬けされた野菜に、ぬか床をまぶして作られた「ぬか漬け」。
「発酵食として“ほのかな酸味”と“野菜の旨味”が凝縮されたものが本当の「ぬか漬け」のはずなのに。」と佐々木は感じました。
「本当のぬか漬けの味を知ってほしい。だったら自分で作ろう。」
その思いが佐々木漬物の原点です。
だから無添加・保存料なしにこだわります。
腸内環境の整えることが健康への第一歩。
発酵食品である「ぬか漬け」はその役割を果たします。
「ぬか床」に含まれる乳酸菌の力に魅せられ、農業で学んだ知識と経験を活かし、漬物づくりの道へ。
まだ世の中が乳酸菌や腸内環境に注目していなかった頃から、乳酸菌が腸内環境を整え、健康なカラダをつくることを知ってからというもの、お客さんの健康に貢献できる最高のぬか漬けを作りたいという思いで、漬物づくりを続けて40年。
野菜づくりの豊富な経験と長年の試行錯誤しながら作り上げ、熟成を重ねてきた佐々木漬物の「ぬか床」が出来上がりました。
継ぎ足し継ぎ足し30年以上、佐々木漬物のこだわりの「ぬか床」
生きた乳酸菌の宝庫だから野菜にさらなる力を与えています。
本来、ぬか漬けを作る「ぬか床」は自然発酵によって作られます。乳酸菌や酪酸菌などの豊富な菌が増えることで野菜の旨味を引き立てます。
■ぬか漬けの原料となる「米ぬか」
佐々木漬物では「生ぬか」にこだわり、継ぎ足し続け40年以上。
「ぬか床」をつくる際には、「ぬかを炒る」製法もありますが、佐々木漬物では生の糠にこだわっています。
ぬかを炒ると確かに香ばしい香りがし、その香ばしさがぬか漬けにもつきます。
確かにそうした楽しみ方も一つです。
でも、発酵食としての本来の役割が失われます。
■ミネラル豊富な自然の岩塩
佐々木漬物の漬物は、「食べた後でのどが乾くことがない」と多くのお客様からのご意見をお寄せいただいております。
その秘密は、佐々木が長年にわたり探し求めた天然塩(岩塩)。
こだわり続けたのは、「漬物の味を豊かに、ミネラルが豊富で後味をスッキリさせてくれる天然塩」。
この天然塩のおかげで佐々木漬物の漬物は後味がとてもスッキリしています。
「塩辛さが残ってしまうような漬物は、健康食とは言えない」と佐々木は言います。
■そして大切なのが「漬け汁」
「ぬか床」を発酵させる段階で乳酸菌をはじめとした多くの菌が必要です。
佐々木漬物では、40年以上、「ぬか漬け」を作る際に出てくる「漬け汁」を新しい「ぬか床」を作る度に継ぎ足しています。
そして、この「漬け汁」に含まれる「乳酸菌」などの発酵菌が受け継がれています。
「ぬか床」の中で育ち続けた発酵菌が「米ぬか」に含まれる栄養を吸収することで発酵していきます。
だから佐々木漬物では、「漬け汁」を大切に受け継いでいます。
「生糠」、「塩」そして「漬け汁」。
佐々木がこだわり続けてきた佐々木漬物独自のぬか床です。
「ぬか床」は生きている。だから大切なのが「ぬか床」の管理
ぬか床の材料だけでなく、原料の配合そして長年の経験に基づいたぬか床の管理。
佐々木は言います。「ぬか床は生きている。毎日、呼吸している。だから子供を育てるのと同じで、毎日、愛情を込めて接することが大切」だと。
今日も佐々木漬物は「ぬか床」を育て続けています。
お客さまの口に入るものだから大切に育てる。
これこそが佐々木の漬物づくりの土台になっています。
もちろん、昆布は北海道 日高から取り寄せてたものを使用。
とうがらし、生姜も国産にこだわっています。
佐々木漬物のぬか床へのこだわりと探究心は今なお続いております。
そして誕生したのが「乳酸発酵白菜」
独自の3段階製法によりどんな食事にも合う漬物を!
和食だけでなく、中華、フレンチ、イタリアンなど素材や和洋中を問わず、どんな食事にも合い、腸内環境の改善に役立つぬか漬けを追い求めた末、辿りついたのが「乳酸発酵白菜」です。
後味をスッキリさせ、毎日続けても飽きないこと。
乳酸菌が豊富なぬか漬けを健康づくりに取り入れるためには、毎日継続することが大切です。
少ない量でも食物繊維と乳酸菌が取れるぬか漬けを開発したいという思いから「乳酸発酵白菜」は生まれました。
乳酸菌が腸内で活発に働くには、乳酸菌を多く摂取すればよいだけではありません。
乳酸菌が元気になるためには、エサとなる食物繊維を一緒に取ることが大切
今、注目されている乳酸菌。その乳酸菌をカラダの中で育てるためには、食物繊維を一緒に取ることが大切です。
でも、この大切なこのことが忘れられています。
乳酸菌ばかりを摂取していても、肝心のエサがなければ腸内環境を良くすることはできません。
そこで食物繊維が多く、一年を通じて生産されている野菜。
その答えが「白菜」でした。
「白菜」は、ぬか漬けにすることにより濃縮されるため、少ない量に見えても豊富な乳酸菌と食物繊維を摂ることができるはずという思いから「乳酸発酵白菜」の開発が始まりました。
3年がかりで開発した独自の3段階製法
食べて美味しい!続けて健康!
白菜をぬか漬けにするだけであれば、それほど難しくはありませんでした。
でも、美味しさと適切な塩分濃度、ぬか漬け本来の酸味を最大限にするのは、想像していたより難しいものでした。
何度も試行錯誤を繰り返しながら、美味しさと食べやすさを追い求めた結果、たどり着いたのが独自の3段階製法。
3段階にすることにより、白菜を通常のぬか漬けよりにするよりも濃縮させることができました。
少ない量でも多くの食物繊維を含む漬物。
そして、自然発酵糠のパワーで植物性乳酸菌、ミネラル、ビタミンが豊富であり、お客さまからの「美味しい!」をいただける発酵漬物「乳酸発酵白菜」が出来上がりました。
「食べて美味しい!続けて健康!」
この思いがたくさん詰まった漬物が佐々木漬物の「乳酸発酵白菜」です。
ぜひお試しください。